交通事故被害

自転車乗車中に重傷を負い、後遺障害等級11級を獲得し、1216万円の損害賠償金を獲得した事例(60代 女性 会社員/事務職・知多半島)

ご相談者の状況

60代の女性会社員(事務職)の方が、自転車で通勤中に交通事故に遭い、急性硬膜下血腫や頭蓋骨骨折などの重篤な傷病を負われました。事故直後から加害者側の保険会社との対応に強いストレスを感じ、交通事故に強い弁護士を探して、半田市にある当法律事務所へご相談されました。

傷病の内容・後遺障害等級認定 被害者の方は以下のような重大な傷病を負われました

• 急性硬膜下血腫 • 外傷性くも膜下出血 • 頭蓋骨骨折 • 右顔面神経麻痺 • 複視(物が二重に見える) • 嗅覚障害・味覚障害 • 右兎眼症(目が閉じられない) • 右眼瞼下垂(まぶたが下がる) • 右表在性点状結膜炎 これらの後遺症により、別表第二の12級13号、12級14号の併合により、11級の後遺障害等級が認定されました。

当事務所(半田みなと法律事務所)の対応

• 治療中から弁護士が窓口となり、被害者の方は治療に専念できるよう支援。
• 弁護士が被害者請求により後遺障害等級認定を申請。 • 医師との連携により、後遺障害診断書の作成支援。
• 嗅覚脱失や顔面神経麻痺等の障害に関して、適切な等級認定を取得。
• 自賠責保険からは331万円を受給。
• 相手方保険会社は当初500万円程度の主張にとどまりましたが、当事務所はカルテや勤務内容の詳細を提出し、治療や休業損害、逸失利益、慰謝料を粘り強く主張。
• 最終的に調停にて約885万円の支払いを受け、合計1216万円の賠償金獲得に成功。

 結 果

賠償金1216万円を獲得 後遺障害等級11級に認定されたことで、自賠責と示談金をあわせて1216万円の賠償金を獲得できました。


弁護士コメント(中島弁護士)

治療中の早い段階からご相談いただいたことで、医師との連携や必要資料の準備をスムーズに進めることができました。後遺障害診断書の作成時には、医師に伝えるべきポイントを整理・指示し、11級認定に結び付きました。

相手方保険会社の主張に対し、治療内容や休業損害の正当性を丁寧に主張することで、当初よりも大幅な増額を勝ち取ることができました。 知多半島・半田市周辺で交通事故に遭い、後遺障害の認定や保険会社との対応に不安がある方は、半田みなと法律事務所にお気軽にご相談ください。