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2023.08.02
交通事故・労災
PTSD
交通事故で、心に傷が残ってしまった方、(PTSD)になってしまった方。
PTSD
強いショック体験が心の傷となり、時間が経っても、その経験に対して強い恐怖を感じる症状です。PTSDを引き起こす原因となるのは、命の危険を感じるような深刻な事態にさらされる体験です。災害・戦争・暴力・重大な事故などを自らが経験、または目撃することで精神的に強烈なショックを受け、心に傷を負ってしまうのです。
交通事故によるPTSDの症状
- 事故の記憶が突然よみがえり、不安になる
- 救急車のサイレンなど、事故を連想させるものに接すると動悸が起こる
- 事故の夢を繰り返し何度も見る
こうした症状が1か月以上にわたって続くと、PTSDの可能性が高くなります。
交通事故によるPTSDの後遺障害認定
- 9級:神経系統の機能または精神に障害を残し、服することが出来る労務が相当な程度に制限されるもの
- 12級:通常の労務に服することは出来るが、多少の障害を残すもの
- 14級:通常の労務に服することは出来るが、軽微な障害を残すもの
PTSDの治療を受けたにもかかわらず、もとの状態が回復せずに症状固定となった場合、それが後遺障害と認定されれば、事故の加害者に対して後遺障害慰謝料を請求することができます。
しかし、精神的な障害は回復の見込みが予測しづらく、医師でも症状固定の判断が難しいものです。また、通常のケガとは違ってレントゲンなどの画像データがないため、事故との因果関係の立証も難しく、PTSDと診断され治療を受けていても、治療費を請求できるとは限りません。証明が困難な後遺症だからこそ、PTSDを発症してしまった場合は、早めに専門家へ相談して対策を練ることをおすすめします。
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