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2023.02.28 借金・債務整理

個人再生は自分でもできる?

個人再生は自分でもできる?

今回は、個人再生を弁護士に依頼するメリットについて解説いたします。

個人再生とは

個人再生とは、債務の負担を軽減する債務整理の手続きの1つで、現在の財産や収入から借金の返済が困難であることを裁判所に申し立てることで、これまでの借金を大幅に減額してもらう手続です。裁判所から一定の割合で借金を減額した再生計画案の認可決定を得て、再生計画に従って債務を完済すれば、残りの借金が免除となります。借金の合計額にもよりますが、個人再生を申し立てて認められれば、返済総額を5分の1程度までに減額できます。減額した金額は原則3年、最長でも5年で分割返済することになっています。また、個人再生は、預貯金などの財産とともに家も差し押さえられてしまう自己破産とは異なり、家を手元に残せる可能性もあるため、持ち家がある人に向いている債務整理方法です。

弁護士に依頼するメリット

個人再生の申し立ては、弁護士に依頼しなければならないというわけではありません。個人再生は、必要となる書類や申立て書類などに記載する事項が多く、準備や手続きが容易ではありません。書類の記載に不備があると、手続を途中で打ち切られてしまう可能性もあります。弁護士に依頼することで以下のようなメリットが得られます。

債権者からの取り立てが止まる

個人再生を弁護士に依頼すると、債権者からの取り立てを止めることができます。これは、個人再生の依頼を受けた弁護士が各債権者に「受任通知」を送付するためです。貸金業法によって、弁護士や認定司法書士から受任通知が届いた後は、債務者に対して請求や取り立てをしてはならないと定められているからです。自分で手続きをする場合は、裁判所に申し立てをして、「開始決定」が出るまで取り立ては止まりません。そのため、債権者からの督促の電話や通知に耐えながら、申し立ての準備をしなくてはなりません。しかし弁護士に依頼をすれば、債権者からの取り立てもすぐに止まり、督促や返済のプレッシャーから解放され、精神的ストレスが軽減されます。

複雑な手続きの全般を任せることができる

債務整理の中でも個人再生の手続きは特に複雑で、細かなルールが法律で定められています。裁判所への提出書類の準備・作成、作成した書類の内容に誤りや不備があると認められなかったり、裁判所へ複数回足を運ばなければならなかったりと、多くの手間と時間がかかります。しかし弁護士に依頼をすれば、書類の準備から作成、裁判の代理人など全て任せることができ、手続きの手間、時間の拘束などの負担が軽減されます。また、しつこい債権者とのやり取りも任せることができるので、心理的な負担を減らすこともできます。

個人再生に成功する可能性が高くなる

個人再生ではさまざまな提出書類があり、書類に誤りや不備があると認められない可能性もあります。書類の記載の誤りや、実行可能性のない返済計画の提出は打ち切りにつながりかねません。また、書類の提出期限も裁判所によって定められており、提出が遅れると手続きが打ち切られてしまう場合もあります。弁護士に依頼することによって、書類の作成、準備についてもサポートを受けることができ、個人再生手続きに失敗するリスクを減少させることができます。

適切な解決策を提案してくれる

債務整理には個人再生だけでなく、任意整理や自己破産などの方法もあります。また、個人再生の中にも小規模個人再生と給与所得者等再生の2種類があります。弁護士に依頼すれば、債務整理全般についての知識があるため、幅広い視点からご依頼者にとって最善の解決方法を考えることができます。ご依頼者の収入や借金額、返済状況に応じてベストな選択をすることが可能になり、手続を進めるにあたって適切な手段を提案することができます。

半田みなと法律事務所では、個人再生のご相談を無料でお受けしております。是非、地元の弁護士にお任せください。
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