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2026.09.07 刑事事件

刑事事件の犯罪別の示談金の相場とは?自分で示談交渉はできる?

刑事事件の犯罪別の示談金の相場とは?自分で示談交渉はできる?

刑事事件で逮捕や勾留、起訴となった場合に早期釈放や前科回避、刑罰の軽減を目指すには示談が必要不可欠です。

今回は、刑事事件の種類別の示談金の相場や示談金額に影響する要因、示談を弁護士に依頼すべき理由などについて解説します。

刑事事件の犯罪の種類別の示談金の相場 

示談金の相場は犯罪の類型や被害額などによって大きく異なります。犯罪別の示談金の目安を一覧と詳細でご紹介します。

 犯罪の種類  示談金の相場
 暴行罪  10万円~30万円程度
 傷害罪  10万円~100万円程度
 窃盗罪  被害額+~30万円程度
 強盗罪  被害額+~50万円程度
 詐欺罪  被害額+~50万円程度
 横領罪  被害額+~30万円程度
 恐喝罪  被害額+~30万円程度
 不同意性交罪  100万円~300万円程度
 不同意わいせつ罪  50万円~100万円程度
 痴漢  20万円~100万円程度
 盗撮  10万円~50万円程度

暴行罪の示談金相場…10万円〜30万円程度

暴行罪での示談金の相場は10万円〜30万円程度です。

暴行罪は掴み合いや突き飛ばしなど、相手に対して物理的な力を行使したものの被害者に怪我を負わせていないというケースの犯罪です。身体的な被害がほとんど生じていないため、示談金や慰謝料の水準も低くなる傾向があります。

ただし、暴行が単発でなく繰り返し行われている場合や、被害者に傷害に至らなくとも痛みなどの症状が生じた場合は、示談金も高くなり30万円〜50万円程度となることがあります。

傷害罪の示談金相場…10万円〜100万円程度

傷害罪の示談金相場は幅広く、怪我の程度や後遺症の有無によって10万円〜100万円程度、またはそれ以上となるケースもあります。

暴力の結果相手が怪我を負い傷害罪となった場合は、慰謝料だけでなく治療費や休業せざるを得なくなった期間の損害も上乗せされるため、暴行罪よりも示談金が高くなる傾向があります。

特に被害者の怪我が重篤で後遺症によって将来の収入に影響が出る場合には、その損害も考慮して示談金が決定され、150万円やそれ以上の金額となることも考えられます。

窃盗罪の示談金相場…被害額+〜30万円程度

窃盗罪の場合、盗んだ物品の被害額に10万円〜30万円程度の慰謝料が加えられた金額が示談金の相場となります。

示談では被害額を全額返還するのが前提です。小売店での万引きであれば示談金も低い傾向があり、高級品の窃盗になるほど高額となります。

強盗罪の示談金相場…被害額+〜50万円程度

暴行や脅迫を手段に、相手を制圧して財物を奪うケースなどは強盗罪となります。強盗罪の示談金の相場は被害額に20万円〜50万円程度の慰謝料が上乗せされます。

強盗事件では被害者の身体的・精神的なダメージが大きいため、示談が難しいケースも多いです。暴力を伴う重大犯罪であるため、示談金額の相場も高くなっています。

詐欺罪の示談金相場…被害額+〜50万円程度

詐欺罪では、被害額に加えて10万円〜50万円程度の示談金が相場となります。

詐欺事件は被害額が高額であればあるほど計画性や悪質性が高いと判断される傾向があります。被害者の処罰感情も強くなる傾向があり、示談の難易度が高くなりやすいです。被害者の全額弁償に上乗せする金額で誠意を示し、示談が成立するケースもあります。

横領罪の示談金相場…被害額+〜30万円程度

横領は会社の経費を私的に使用したケースや、預かった金銭を返さずに使い込んだケースなどが当てはまります。横領罪の示談金は被害額の総額に加えて10万円〜30万円程度の慰謝料が相場です。

横領によって裏切った信頼関係に対して、謝罪と慰謝料で誠意を示していくことが示談成立のポイントとなることもあります。

恐喝罪の示談金相場…被害額+〜30万円程度

脅したり暴行したりして金品を奪う事件などが恐喝罪に該当します。被害額に20万円〜30万円程度上乗せした金額が示談金の目安となります。

脅迫内容が悪質であればあるほど被害者に与えた精神的ダメージも大きいと判断され、慰謝料がより高くなる可能性があります。

不同意性交罪(旧 強姦罪)の示談金相場…100万円〜300万円程度

不同意性行罪(旧 強姦罪)の示談金は100万円〜300万円程度が相場となります。被害者が未成年者であったり暴行や脅迫の程度が強かったりする場合などには、500万円を超える示談金となることもあります。不同意性行による被害の重大性や被害者の今後の生活への影響の重大さが反映され、慰謝料の基準が高くなっています。

性犯罪では被害者の精神的苦痛が非常に大きく、PTSDなどの後遺症がその後の日常生活にも影響するため、法律上でも重大犯罪と位置付けられています。示談は簡単ではなく、加害者側には最大限の償いが求められます。

不同意わいせつ罪(旧 強制わいせつ罪)の示談金相場…50万円〜100万円程度

不同意わいせつ罪の示談金は50万円~100万円程度が相場です。しかし、脅迫や暴力を伴うなど悪質と判断される場合や被害者への影響が大きい場合などには、150万円など高額となることもあります。

痴漢の示談金相場…20万円〜100万円程度

痴漢の示談金は、迷惑行為防止条例違反に該当する場合には20万円~50万円程度、不同意わいせつ罪となる悪質な行為である場合には50万円~100万円程度が一般的な相場です。

痴漢は相手の尊厳を侵害し被害者に精神的な苦痛を与える行為で、その後の日常生活に大きな影響を与える可能性も十分にあります。犯行が執拗であると判断される場合や、被害者が未成年である場合、同一の被害者への常習性・反復性がある場合などには示談金がより高額となる傾向があります。

盗撮の示談金相場…10万円〜50万円程度

盗撮事件の示談金の相場は10万円〜50万円程度です。被害者の精神的苦痛の程度や盗撮の手口などによって金額が上下します。トイレや更衣室などプライバシー性の高い場所での盗撮や常習的な犯行、画像や映像の拡散などがみられる場合には相場より高い示談金となる可能性もあります。

刑事事件の示談金額に影響する要因

示談金の相場

ここまで示談金の相場について見てきましたが、示談金額は必ず相場に従わなければならないということはなく、被害者と加害者の合意によって自由に決めることができます。

示談金の金額を検討する際には以下のような要素について考慮する必要があります。

  • 経済的な実損額
  • 行為の悪質性
  • 被害者に与えた身体的・精神的な影響の大きさ
  • 迷惑料 など

個別のケースで示談金の目安がいくらくらいになるのか知りたい方は、刑事事件に強い弁護士にご相談ください。初回のご相談は無料です。

直接交渉はNG?刑事事件で弁護士に示談交渉を依頼すべき理由

そもそも示談では、被害者が応じてくれなければ加害者側から連絡を取ることもできません。仮に加害者本人が被害者にコンタクトを取ろうとしても、被害者側の恐怖や怒りといった感情を煽るだけの結果に終わってしまう可能性が非常に高く、加害者側に不利に働く可能性もあるため避けるべきです。そのため、示談交渉において弁護士に依頼することは必須と言えます。

弁護士に依頼することで、適正かつ安全に事件を解決できる可能性が高まることもメリットです。被害者は理不尽な目に遭わされた怒りに任せて、法外な金額の示談金を要求することもあります。正しい法律知識がないまま話し合いを進めると不利な条件を飲んでしまう可能性もありますが、弁護士であれば過去の裁判例などから適正な示談金額を提示して交渉することができます。

また、示談書に適切な項目を盛り込み、法的効力のある書面を作成することも可能です。逮捕・勾留されている場合には身体拘束からの解放に向けた活動や、裁判での減刑や執行猶予獲得を目指す弁護活動を行うこともできます。適正な条件で迅速に示談を成立させたい場合は、なるべく早く弁護士までご相談ください。

そもそも示談を成功させるメリットや示談交渉の流れなどについては「示談が成立したらどうなる?流れや成立しない場合についても解説」もご覧ください。

刑事事件の示談に強い弁護士にご相談を!初回法律相談は無料です

示談金の相場

刑事事件では、逮捕直後からのすばやい対応が非常に重要です。ご家族が逮捕されて「どうしたらいいのか分からない」「前科が付くのではないか」と焦ってしまう時には、まずは刑事事件に強い弁護士に相談しましょう。できる限り早く、そして確実に動くことで、最善の結果につながる可能性が高まります。

半田みなと法律事務所では、経験豊富な弁護士が一貫してご本人との接見から精神的なサポート、早期釈放・解決に向けた弁護や法的手続きまで担当させていただきます。土日・祝日でも対応可能で、スピーディな接見と交渉で最善の結果を目指します。

解決事例も豊富で、以下のように複雑な状態から問題を解決できたケースも多くあります。

半田みなと法律事務所は、知多半島・西三河地域(半田市、常滑市、知多市、東海市、碧南市、高浜市、武豊町、美浜町、南知多町、東浦町、大府市)を中心に、刑事事件の弁護活動を多数取り扱っております。地元の法律事務所だからこそ、お顔を合わせて相談できる安心をご提供いたします。

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示談金の相場

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