解決事例
SolutionCase
民事事件刑事
入院中、他の患者とのトラブルで何針も縫うけが。「認知症同士だから仕方ない」で終わらせず損害賠償請求
-
事例の概要
【ご相談内容】
当事務所の弁護士が成年後見人を務めていた方が、入院中、他の患者とのトラブルにより、何針も縫うけがを負いました。ご本人にも相手方にも認知症がありました。
しかし、病院スタッフが当時の状況を目撃していたことから、弁護士が病院側から詳しく事情を確認しました。
【成年後見人(弁護士)としての対応】
当時の状況や診療記録、けがの程度などを確認し、相手方の成年後見人に対して損害賠償請求を行いました。相手方が保険に加入していたため、その後は保険会社との交渉となりました。
けがは約2週間程度の治療を要するものであり、治療内容や負傷の程度を踏まえ、慰謝料等として約10万円を請求しました。
【弁護士から】
成年後見人の仕事は、預貯金を管理したり、施設費や医療費を支払ったりするだけではありません。成年被後見人の方が事故やトラブルの被害に遭った場合には、本人に代わり、
何が起きたのかを調べ、必要であれば損害賠償請求を行うことも成年後見人の大切な役割です。「双方に認知症があるから仕方ない」「高齢者同士のことだから仕方ない」と終わらせるのではなく、被害を受けた以上、状況に応じて適切な賠償を求めることが必要です。
当事務所では、成年後見業務についても、財産管理だけではなく、ご本人の権利を守るための活動を行っています。